[Mac, M1] M1 MacへRubyをインストール
M1 MacにRubyをインストールする手順です。
システムには既にruby 2.6.3p62がインストールされていましたが、
rbenvを使用して別のバージョンをインストールします。
確認日
2021/11
確認環境
- MacBook Pro (M1, 2020)
- macOS Big Sur 11.5.1
rbenvとは
Rubyのバージョン管理ツールです。
このツールを使用すると複数バージョンのRubyを切り替えて使用する事が出来ます。
rbenvをインストールする
こちらのrbenvの公式サイトの手順にしたがってインストールします。
公式ではmacOSの場合、Homebrewによるインストールを推奨しているようです。
- Homebrewをインストールしていない場合は、こちらの手順でインストール
- ターミナルを起動させて、以下のコマンドを入力。
brew install rbenv
- rbenvがインストールされている事を確認
rbenv --version
- rbenvの初期化処理
rbenv init
初期化処理のコマンド実行時に表示される内容に従って環境を設定する。
# Load rbenv automatically by appending # the following to ~/.zshrc: eval "$(rbenv init - zsh)
これでrbenvのインストールが完了。
Rubyをインストールする
- インストール出来るRubyのバージョンを確認
rbenv install --list-all
- Rubyをインストール (v2.7.3をインストール)
rbenv install 2.7.3
- 使用するRubyを設定 (v2.7.3を使用するように設定)
現在のカレントディレクトリだけv2.7.3にしたいのでlocalを指定
rbenv local 2.7.3
- 使用するRubyのバージョンを確認
ruby -version
Rubyのバージョンがv2.7.3 (厳密にはv2.7.3p183 等)と表示されていれば完了。
また、現在のrbenvの設定状況を確認したい場合は、以下のコマンドを入力
rbenv versions